高血圧の方に朗報です。
3度の食事にあるものを食べ続けると、今までの食生活を変えなくても、血圧が段々低下して正常値に戻るというのです。
そのあるものとは?
この記事では、平成30年11月26日に放送されたTBS系テレビの2時間スペシャル番組『こんな私はなにを食べればいいですか?』で紹介された血圧を下げる食材を紹介します。
この番組の優れている点は、提案していることをゲスト出演の芸能人を始め、一般視聴者にも実際に体験してもらい、その結果を公表していることです。
番組の信用性としては、これに勝るものはありません。
血圧を下げる食材とは?
カリウムが豊富に含まれた「里芋」が血圧を下げる食材です。
そもそも高血圧の原因の一つは塩分の取過ぎ。
塩分を取り過ぎると血液中の塩分濃度が高くなるので、塩分を薄めて濃度を下げようとして、血管に水分が多量に送り込まれます。
その多量の水分により血管内の圧力が強まり高血圧になるのです。
カリウムには体内の塩分を排出する働きがあり、カリウムを豊富に含む里芋を毎日の食事で食べることで摂取されたカリウムによって塩分が排出されて血液の塩分濃度が低下し血圧が下がってくるのです。
毎日、里芋からカリウムを摂取できれば、今までの食生活を変えなくても血圧は低下し3週間ほど継続すれば、正常範囲に戻るといいます。
ただし、カリウムは水に溶けやすいので、普通に煮たり茹でたりする調理法(筑前煮、ひき肉和え、田楽)ではカリウムが失われてしまいます。
カリウムを失わない方法で里芋を調理する必要があります。
カリウムを失わない里芋の調理方法とは?
それは、里芋を蒸して調理する里芋ポテトサラダです。
里芋ポテトサラダの材料
○里芋 7個(1日3食分)
○きゅうり 適量
○味付けとして(分量は通常の4分の1)
マヨネーズ 小さじ1杯
塩 小さじ1杯
○その代わりほかの調味料を加えます。
酢 適量
ヨーグルト 適量
こしょう 適量
里芋ポテトサラダの作り方
サトイモを水でよく洗って皮付きのまま耐熱容器に入れ、ラップで被って電子レンジ600ワットで7分間加熱します。
加熱したらレンジから取り出し、皮を剥いて潰します。
それに薄く切ったきゅうりを乗せ、調味料を加えて混ぜれば出来上がりです。
この里芋ポテトサラダは、冷蔵庫ですと2~3日、冷凍すれば1週間、保存できるので、作り置きできるそうです。
【おまけ】里芋の皮チップス
里芋を剥いて残った皮を揚げてポテトチップス感覚で食べることができます。
香ばしくポリポリして結構いけるそうです。
里芋の皮には、カリウムが含まれているのは当然として、更にポリフェノールなど栄養分が多く含まれており、これも体にいいそうです。
まとめ
それでは今回のまとめです。
里芋を食べると、豊富に含まれるカリウムの働きにより血圧が下がるといわれています。
しかし、カリウムは水に解けやすいので、普通に里芋を煮たり茹でたりする調理法では、カリウムが失われてしまいます。
そこで考えられたのが、里芋を蒸して調理する「里芋ポテトサラダ」。
高血圧の人が毎日3度の食事に里芋ポテトサラダを食べると、段々血圧が下がり、3週間ほどで正常値に戻るそうです。
この実験を落語家のヨネスケさんにやっていただき、毎食3週間、里芋ポテトサラダを食べ続けた結果、血圧が何と、高い方が159 → 123に、低い方が104 → 84に下がっていました。
また、高血圧に悩む一般視聴者2人にもこの実験をしていただいた結果、高い方の血圧が、お一人が153 → 117に、もうお一人が179 → 126に下がっていました。
里芋ポテトサラダの威力は絶大です。
高血圧の方は是非お試しください。
最後までお読みいただきありがとうございました。