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いびきの原因とは?専門医師から聞いたいびきの防止方法を紹介

投稿日:2018-12-17 更新日:

最近、朝起きたとき、妻にいびきを指摘されます。

もちろん自分では気がつきません。

でも相当すごいらしく、いびきで目が覚めてしまうといいます。

いびきをかかない方法を自分なりの思いつきでいろいろ試してみましたが、あまり効果的ではないらしく、現在は別室で寝ています。

しかし、そんな居候のような生活はご免被りたいと思い、いびきの防止方法を専門の医師から聞きましたので紹介します。

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いびきの原因は口呼吸にあった!

いびきの原因は眠っているときの口呼吸にあるようですが、なぜ口呼吸でいびきが起きるのか?

それは、口を開けて眠っていると、舌の付け根がのどの方に落ち込んで、空気の通り道が狭くなって、いびきがかきやすくなるといいます。

また、口内から水分が蒸発して、のどや口が乾燥します。

そのため、朝起きた時にのどが渇いていたり、いびきを指摘されるのは、逆に眠っているとき口呼吸をしている可能性が高いといえます。

口呼吸と鼻呼吸の違いとは?

耳鼻咽喉科の医師にお聞きすると、そもそも哺乳類の呼吸は鼻呼吸で、人類だけが口呼吸もする例外的な存在なんだそうです。

その人間も生まれたときは、鼻だけで呼吸しているのですが、それが、免疫の役割を持つアデノイド(咽頭扁桃)が膨らんでくる6~8歳のごろになると、鼻だけでは呼吸が苦しくなり、口で補うことを覚えてしまうといいます。

それでは、口呼吸と鼻呼吸のもたらす効果の違いについてお示めしすると、次のとおりになります。

口呼吸 鼻呼吸
冷たく乾いた空気が口、のどの水分を奪う。 鼻の粘膜によって乾いた空気に湿気が与えられる。
外部からのほこりなどの異物に無防備 鼻毛と粘液(膜)のフィルター機能によって異物をろ過する。

呼吸は、生体防御機能を備えた鼻で行うのが基本

口呼吸を続ければ、睡眠時無呼吸症候群や感染症、循環器系疾患など様々な病気の要因となる可能性が高くなります。

口呼吸を習慣化した成人が自然な鼻呼吸を取り戻すのは困難なため、幼少期の対応が重要といいます。

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いびきの防止方法とは?

それでは、大人になってしまったら鼻呼吸を取り戻せないのかというと、大人でも手遅れではないと福岡「みらいクリニック」院長の今井一彰医師はいいます。

今井医師によれば、舌の位置の統計から見て、日本人の約8割が口呼吸をしていると考えられるそうです。

改善が必要かどうかは、口を閉じた状態の舌の位置で確認し、舌先が前歯の裏に当っているなら口呼吸になりやすい状態だといいます。

口の周囲や舌の筋力が足りないことが原因で、就寝時の口閉じテープの使用や今井医者が考案した舌の筋肉を鍛える「あいうべ体操」を指導しているといいます。

「あいうべ体操」とは、「あー」「いー」「うー」「べー」と発音するつもりで口を大きく動かします。「べー」では、口から思いっきり舌を出すことが重要です。

これを1セット5秒で1日30セット行います。

1度で30セットは厳しいので、何回かに分けて、例えば、朝昼晩3回に分けてにそれぞれ10セット行うとか、入浴中や就寝前を加えて、5回6セットにすればそれほどきつくないです。

あいうべ体操

今までの実績では、3ヶ月で8割のいびき患者に舌の位置の改善が見られたといいます。

まとめ

それでは今回のまとめです。

いびきは本人に自覚がなく、他人に指摘されても、なかなか納得できないもの。

最近、管理人も妻に指摘されて、そうなのかと思っても、それがどの程度のものか、そんなに眠りを妨げるほどすごいのか、全くわかりませんでした。

現在、別室で寝ていますが、何とか復帰してやろうと、密かに「あいうべ体操」を試してみることにしました。

薬も使わないし、お金もかからないので、ダメ元と思って挑戦してみたいと思います。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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プロフィール

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管理人の浅野清美と申します。
長年勤めた役所を退職した元地方公務員。
現在は、現役の時にお世話になった役所の退職者を会員とする一般社団法人の事務局で会員ボランティアとして活動しています。
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