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大谷翔平がエンジェルスで投打二刀流を成功させる条件とは?

投稿日:2018-01-07 更新日:

大谷翔平選手が5年間の日本ハムでの輝かしい実績を持って、メジャーリーグのロサンゼルス・エンゼルスに移籍しました。

大谷選手の魅力は何と言っても、前人未到の投打二刀流のスタイル。

エンゼルス入団の理由は、投打二刀流を更に極めるためということなので、これまでの日本ハムでの経験・実績を明らかにするとともに、それを踏まえてエンゼルスでの投打二刀流の成功の条件を考えてみたいと思います。

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大谷翔平のプロフィール

大谷 翔平(おおたに しょうへい)は、1994年7月5日生、岩手県奥州市出身のプロ野球選手(投手、外野手)。

2012年にドラフト1位指名を受けた日本ハムに入団、5年間の日本ハムでの投打二刀流の実績・経験を経て、2017年、ポスティングシステムによりメジャーリーグのロサンゼルス・エンゼルスに移籍しました。

マネージメント契約はホリプロ(2016年12月~)。血液型はB型。

社会人野球の選手だった父とバドミントン選手の母を持つ、スポーツ一家の末っ子として生まれました。小中学生のときから素質が開花し、全国大会出場をしています。

高校は、憧れる菊池雄星の出身校である花巻東校に進学します。

投手としての球速は、1年のときに最速147km/hを記録。2年の春には151km/hを記録しました。そして、3年夏の岩手大会の準決勝ではアマチュア野球史上初となる最速160km/hを記録します。

しかし決勝の盛岡大学附属高校戦では5失点を喫し、高校最後の全国選手権大会出場は叶いませんでした。

大谷翔平の日本ハム時代5年間の成績

大谷翔平の日本ハム在籍5年間の成績は、次のとおりです。

新人の2013年とケガで出場回数が少なかった2017年を除けば、投手としていずれの年も2桁勝利、防御率は1,2点台で、更に打者としても、かなりの成績を残しています。

プロ野球2年目(2014年)は、投手として11勝をあげ、打者として打率.274、本塁打10本と、日本プロ野球史上初めてとなる2桁勝利2桁本塁打を達成し、和製ベーブ・ルースと注目されました。これがまだプロ2年目の成績なんです。

投手としての球速は、札幌ドーム球場などで最速160kmを記録しますが、何とこの年のオールスターゲームでは、2008年の巨人のマーク・クルーンに並ぶ最速162kmを記録しました。

翌年の2015年には、投手として15勝をあげ防御率も2.24と、投手として大活躍。この年、最優秀防御率、勝率第一位、最多勝利と投手部門で三冠を受賞するとともに、ベストナイン(投手)に選出されました。

しかし、その分打者としては低迷し、シーズン途中に指名打者を近藤健介選手に奪われてしまいます。結局、チームとしては2位の成績に終わります。

二刀流の大谷選手の場合は、投手と打者の両面から見ていかないとトータルの評価とならないのが難しいところです。

投手としての球速は、6月5日の巨人戦(東京ドーム)でルイス・クルーズへの投球で163km/hを計測、更に9月13日に当時のオリックス糸井嘉男選手への投球で最速記録を更新する164km/hを計測しました。

そして圧巻だったのは、この年のクライマックスシリーズのファイナルステージで、自分の持つ日本最速記録を165km/hに更新してしまいました。

翌2016年は、前年の経験を踏まえ、投打のバランスを考えたのだと思います。

投手として10勝、防御率1.86、打者として打率.322、安打数104本、本塁打22、すなわち日本プロ野球史上初めての「2桁勝利・100安打・20本塁打」を達成し、投打両方で主力としてチームのリーグ優勝と日本一に大きく貢献しました。

そして、これまた日本プロ野球史上初となる投手と指名打者の2部門でベストナインの選出されるとともに、初のリーグ最優秀選手賞(MVP)の栄誉に輝きました。

投打二刀流のために栗山監督が考え抜いた末の結論とは?

大谷選手の投打二刀流、すなわち先発投手のローテーションに組み入れ、なおかつ打者としても起用する機会を探る方法について、栗山監督が本人の負担と効果的な起用法という観点から考え抜いた結論が「サンデー翔平」というものでした。

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それは、大谷選手の先発登板を登板間隔を中6日として日曜日に固定させる方法です。

日曜日登板の利点は、たとえその日の投球数が100球を超えることがあっても、日本の場合、翌日の月曜日に試合が組み込まれることはほとんどなく、月曜は十分に休養して火曜日から土曜日までの期間を打者としての起用法を考えることができます。

例えば火水木の3日間のゲームを指名打者(DH)で起用し、金土の2日間を次の日曜の先発登板の調整に当てるという方法が考えられます。

もっとも、これは指名打者(DH)制を採用しているパ・リーグでしか実現できませんが。

実際、この方法は、大谷選手が入団した2年目(2014年)から徐々に試みられています。

それが相当程度稼働して日本のプロ野球史上に残る記録、実績を打ち立てたのが、2015年及び2016年のシーズンだったのです。2017年は残念ながらケガで実現できませんでした。

大谷翔平がエンジェルスで二刀流を成功させる条件とは?

大谷選手はエンジェルスに入団したわけですが、ポスティングシステムによる交渉の際には、かねてから「投打二刀流」の受入体制などをアピールする書類の提出を求めていました。

日本ハムでの経験から、指名打者(DH)制を採用していないナショナル・リーグの球団は「投打二刀流」の受入れやその育成方法を提示することは相当難しいと思われます。

その意味では、指名打者(DH)制を採用するアメリカンリーグのエンゼルスに入団したのは投打二刀流の第一歩というところでしょうか。

打者として出場するときには、本人の負担を考え、指名打者か1塁手ということになりますが、既にそれぞれ配置が決まっている選手(指名打者ではプホルス選手)との競争になり、これに勝つ必要があると思います。

また、投手としては、先発ローテーションの一角に入ると思います。

そこで、二刀流をやる以上は、とにかく疲労を残さない投球に徹する必要があると思います。それには投球コントロールに磨きをかけ、四死球を出さない省エネ投法を身につけて投球数を少なくする必要があると思います。

日本ハム時代では、ダメなときは四死球を続けて出し自滅するケースをよく見かけました。これをなくすことだと思います。

大谷選手には日本最速記録の165km/hの剛速球があり、確かに球速が魅力の一つですが、球速よりは投球のコントロール、制球力のアップがなにより必要と思います。

まとめ

それでは今回のまとめです。

大谷翔平選手がメジャーリーグのロサンジェルス・エンジェルス・オブ・アナハイムに入団しました。日本ハム時代からチャレンジしている「投打二刀流」を更に極めるために入団を決定したようです。

投打二刀流には賛否両論があり、反対する方の最大の理由は、中途半端になるということのようです。

確かに野球選手としては、例えば名球会に入会できるような、投手では200勝、打者では2000安打のような大きな記録を樹立するのが目標になるのだと思います。

しかし、プロ野球はエンタテインメントの要素もあり、記録に残らなくても記憶に残る選手になるというのも目標になり得るのではないかと思うのです。

記録ではなく記憶に残る選手といえば長嶋茂雄氏ですが、彼も実は2000安打を打って名球会入りしており、次元が違うのですね。

王貞治氏は将来的に投手と打者のどちらかに専念していくという見解を持ちつつも、「200勝、2000安打のどちらかなんて言わず、両方達成して名球会に来ればいい。二刀流を続けるというなら、それぐらいの意気込みでやってほしいよな」と語っています。

いくら何でも両方達成は非常に厳しいので、管理人が勝手に名球会に入る条件を考えてみました。

①投手の資格では200勝、②打者の資格では2000安打、③投打二刀流の資格では、1勝が安打10本に相当するので、例えば100勝プラス安打1000本、あるいは150勝プラス安打500本、こんな内容で条件を満たすという考え方はどうでしょうか。

こんな条件では過去の選手で該当者がでてくるのかもしれませんね。

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