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節分とその時に行う豆まきや恵方巻きを食べる由来とは?

投稿日:2018-01-10 更新日:

今年も節分が近づいてきました。

毎年行っている行事ですが、節分や豆まきには、どのような由来があるのでしょうか。

それから最近は、「恵方巻き」といって、一定の方角を向いて無言で太巻きを食べるといった、改めて考えてみると何とも不思議な風習が盛んになってきました。

恵方巻きなどはどこかの業界が裏で動いているのではと思いますが、それはともかく、節分とそれにまつわる風習について調べてみました。

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節分の由来とは?

節分は、読んで字の如く、季節を分ける節目(季節の変わり目)を意味し、春・夏・秋・冬のそれぞれの季節の始まりの日(立春、立夏、立秋、立冬)の前日をいいます。

ということは、本来は1年に4回あったことになります。

しかし、江戸時代以降、4つの節分のうち厳しい冬を乗り越え春を迎える立春こそが、1年の始まりに最も相応しい季節として尊ばれ、重要視されるようになります。

今では、節分といえば立春の前日(近年では2月3日ですが、時代とともに変動します。)を意味するようになりました。

節分の時に行う豆まきの由来とは?

節分の時には、豆まきをしますが、これはどんな由来や来歴があるのでしょうか。

古来から季節の変わり目には邪気(鬼)が生じると考えられており、古来の日本では、奈良時代の頃から宮中の大晦日(旧暦12月30日)の行事として中国から伝わった「追儺(ついな)」という厄払いの儀式が行われていました。

「追儺(ついな)」の行事は、「鬼やらい」(鬼遣らい、鬼儺などとも表記)や、「儺(な)やらい」とも呼ばれ、疫病などの災厄をもたらす鬼を追い払う儀式でした。

一方、豆まきは、鞍馬山の鬼が出て来て京の都を荒らしたとき、これに対し毘沙門天の祈祷をして鬼の穴を封じ、三石三升の炒り豆(大豆)で鬼の目を打ちつぶし、災厄を逃れたという故事伝説が始まりと言われています。

豆まきは、「穀物には生命力と魔除けの呪力が備わっている」という信仰、また、語呂合わせで「魔目(豆・まめ)」を鬼の目に投げつけて鬼を滅する「魔滅」に通じるということで、鬼に豆をぶつけることにより、邪気を追い払い、一年の無病息災を願うという意味合いがあるようです。

こうして室町時代になると、豆まきの風習は、庶民の間にも浸透していき、行事として次第に広く行われるようになり、定着して行ったのです。

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節分の時に恵方巻きを食べる由来とは?

「恵方巻き」とは、節分の時に恵方を向いて食べると縁起が良いとされる太巻寿司のこと、そして、それを食べる風習のことをいいます。

もともとは大阪を中心とした地域で「節分の丸かぶり寿司」「節分の巻き寿司」などと称され、行われていた風習なんです。

節分の時、全国的に恵方巻きを食べるようになったのはいつ頃からでしょうか。

1998年にセブン・イレブンが全国発売にあたり商品名に「丸かぶり寿司 恵方巻」を採用したことにより、恵方巻という名称が2000年代以降に急速に広まり、今では商業イベントとしてすっかり定着してしまいました。

では「恵方巻」の恵方とはどういう意味でしょうか。

簡単に言うと、その年の縁起がいい方角ということで、陰陽道でいう福の神、すなわち「歳徳神(としとくじん)」がいらっしゃる方角をいいます。

歳徳神(としとくじん、とんどさん)は、陰陽道で、その年の福徳を司る神・・年徳、歳神、正月さまなどとも呼ばれる王妃のような姿の美しい姫神様です。

歳徳神(としとくじん)

ちなみに、今年(2018年)の恵方は、南南東やや南の方角です。

まとめ

それでは今回のまとめです。

節分と豆まきの由来については、古くから季節の変わり目というものに特別の意味を持たせ、その変わり目に生じるとされる邪気(鬼)などの災厄を追い払い、一年の無病息災を願うということから、特に尊ばれる立春の前日の節分に豆まきが行われるようになりました。

一方、大阪を中心に行われていた「節分の丸かぶり寿司」「節分の巻き寿司」を食べる風習については、セブン・イレブンがこれを商業利用して、1998年に節分の恵方巻きとして全国発売したことから、今や全国的なイベントにまで広がっています。

こうした事例は、バレンタインデーのチョコレートや土用の丑の日のうなぎなど他にも例があります。

更には、バレンタインデーのチョコに対するホワイトデーのクッキーとか、年越しそばに対する年明けうどん、というように、既存のイベントに関連付けた新しいイベントを創設して(関連)商品を販売することもあります。

ビジネスチャンスというものは、いろいろなところに転がっているんですね。

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