先日、パークゴルフをプレイしてきました。
実は初めての経験ではないのですが、普通のゴルフと違って必要な用具はクラブ1本と専用のボール1個あればプレイできるので、気軽に行えます。
しかし、だからといって良いスコアを出すのはなかなか大変です。
そこにはパークゴルフなりのスキルやテクニックが必要で、ゴルフと同じように相当奥深いものがあると感じました。
それではパークゴルフについて、体験を交えて報告します。
目次
河川敷のパークゴルフ場でプレイしてみた
管理人がプレイしたパークゴルフ場は、豊平川の河川敷を利用しています。
規模はそれほど大きくなく、1コース9ホールのコースが2つあるゴルフ場です。
規模が小さいので、試合はそれぞれのコースを2回まわるトータル36ホールのストロークを争う競技でした。
規模の大きなところでは、1コース18ホールや27ホールというところもあります。
ですが、どのコースもロングホールでは100m程度のパー5、50m前後のコースではパー4、30~40mのコースではパー3といったところです。
河川敷パークゴルフ場の各コースも同じように、長いところで90mのパー5、短いところでは35mのパー3といったところです。
距離の合計は、2つのコースとも450m~460mといったところで、このコースをそれぞれ2回まわれば1,800mほどの距離を歩くことになります。
フェアウェイは幅にして2~3mで、それぞれのコースにはバンカーが1~2箇所あり、グリーンは直径5m~10mで綺麗に芝が刈り取られています。
それからコースは比較的まっすぐなものが多く、ドッグレッグしたへそ曲がりのコースはあまりなくて、ここのコースはそれほど難しいコースではないと言われています。
パークゴルフの難しさ、ゴルフとの違い
パークゴルフでは、バックスイングをあまり大きく取らず、コンパクトなスイングでしっかりボールに当てることを心掛けるようにアドバイスされます。
また、ゴルフのように距離に合わせてクラブを選び、ショットはほぼフルスイングというのとは違い、状況に応じた強さのスイングが要求されます。
管理人がパークゴルフをプレイして一番難しいと感じるのは、ショットあるいはパットをする時の力の入れ具合です。
ティーショットでリキんでしまうと、必ずといっていいほど方向がぶれ、フェアウェイを外してラフに入ってしまいます。
ラフに入った時は、とにかくフェアウェイに戻すのが一番です。
ラフの中でのショットは距離が出ず、グリーンに到達するまでにラフの上を徘徊することになってしまいます。
力の入れ具合の難しさは、グリーン上のパットでも同じで、カップに入れようとするとどうしても力が入り、大体オーバーしてしまいます。
オーバーするだけならまだしも、グリーンからこぼれてしまうとさあ大変、カップに入れることが簡単にできなくなってしまいます。
パークゴルフの打ち方のテクニックなど
パークゴルフは、ゴルフのように種類(ロフト)の違うクラブを何本も使って行う競技と違い、クラブ1本で行う競技です。
なので、ティーショットからカップに入れる最後のパットまで、状況に応じてクラブの打ち方を変えてプレイする必要があります。
そのため、打ち方にはいくつかのテクニックがあります。
すくい打ち
ラフから脱出するときに使う打ち方です(ひどいラフの時は、次のカット打ちの方が上手くいくようです)。
これは、クラブのフェイスを上向きにして、プレーヤーがクラブフェイスの角度を作ってやることで、ボールを浮かせる打ち方です。
この打ち方では、ボールが浮いている間は当然地面からの影響を受けませんから、マスターすれば距離などが合わせやすくなります。
打ち方のコツは、スイングをしたときに送る方の腕(通常利き腕)をインパクトの瞬間に押し込むようなイメージで打つことです。
決して手首でこねるような打ち方でボールを持ち上げるイメージではありません。
カット打ち(かぶせ打ち)
これもラフからの脱出に効果的な打ち方です。
パークゴルフのクラブは、大きなヘッドを持つゴルフのドライバーなどと同じような形状をしています。
従って草丈の長いラフの中では、どうしても打つ際に草の大きな摩擦抵抗を受けてしまい、思うようなショットが打ちにくいのです。
そのため、ボールを横から払うのではなく、斜め上から叩くイメージでスウィングすることで草の抵抗を減らしてボールにクラブをきちんと当てられるようにします。
また、ボールを地面に叩きつける方向にインパクトを加えますので、その反動で浮き上がる形でボールが飛び出します。
こうすることでボールの周囲のラフや地形の影響をある程度回避することが出来ます。
ロブショット
ショットのイメージとしてはゴルフのロブショットに近く、クラブフェイスを「開いて」角度を付け、ショットを打ちたい目標に対し「斜めに」スイングすることで、ボールを浮かせます。
構えに対してはクラブのフェイスは右打ちであれば右向き、左打ちであれば左向きに方向をずらして構えます。
なので、スタンスを取るときの立ち方もずらしてやらないと、打ちたい方向にはボールは飛んで行ってくれません。
クラブフェイスを開いた時に、そのフェイスの向きがボールを飛ばしたい方向にマッチするように、構える身体の方を回転させるのがコツです。
打ち方のテクニック(動画)とヘッドアップ回避
これらの打ち方に関する動画のサイトをリンクしておきましたので、ご覧いただき参考にしていただければと思います。
→(動画)ロブショットを打つ時のコツ【パークゴルフテクニック】
パークゴルフのショットは状況に応じて打ち方を変えるわけですが、ショットでは、常に変えてはいけないことがあります。
それはヘッドアップしないこと。
打った方向が気になるので、どうしても打つのと同時に打った方向を見てしまいます。
本人は、打つと同時にと思っているのでしょうが、打つ前に既に顔が上がって打っている人もいます。
そうすると、クラブのフェイスが正面からボールをしっかり捉えられず、ジャストミートできなかったり、方向が左右にずれてしまいます。
ボールの大きさがゴルフボールより大きいとはいっても、ジャストミートすることはそんなに簡単ではありません。
しっかりボールを見て打つことが大切と感じました。
まとめ パークゴルフのショットの仕方とヘッドアップの回避
それでは今回のまとめです。
パークゴルフは、ゴルフと違い、1本のクラブでプレイする競技なので、それぞれの状況や局面に応じたショットの仕方が必要になり、ゴルフとは違った意味で奥が深い競技です。
その打ち方としては、通常の打ち方のほかに、①すくい打ち、②カット打ち、③ロブショットなどがあります。
私個人としては、どんな打ち方の場合でも、常にボールをしっかり見て打つ、決してヘッドアップしないことが重要と感じました。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。