新型コロナウィルスによる感染症が拡大している昨今、マスクの需要も増大し品薄状態が続いています。
そのためマスクの価格が高騰し、店によっては法外な値段で販売しているところもあります。
そこでトリニティという会社は「誰もが安価に購入できることを目的」に「原価マスク」と銘打ったマスクの販売を企画しました。
この記事では、トリニティという会社が企画した「原価マスク」の内容について、あわせて、トリニティという会社についても調査しましたので、ご報告します。
目次
トリニティという会社がマスクを販売する仕組みとは?
原価マスクを解説する前に、ことの順序として、まず、このマスクを販売するトリニティという会社について簡単にお話します。
株式会社トリニティ(代表取締役:星川哲視/本社所在地:埼玉県新座市)は、普段は中国に製造委託してスマートフォンの関連製品を販売している会社です。
その製造委託している中国の工場では、クリーンルームを生かしてマスクを作成しているところもあり、今回、特別にマスクの作成に協力していただき、そのマスクを原価で販売するというものです。
原価マスクの製品原価や性能仕様、販売ルール
マスクを原価で販売するので「原価マスク」というわけですが、通常、海外製品を輸入し、オンラインストアで販売するとなると、商品の輸入原価のほかにいろいろな経費がかかってしまいます。
送金手数料やオペレーションの人件費、パッケージやウェブ製作、サーバーレンタル経費など相当な費用になってしまいます。
しかし、今回は、これらすべての経費を価格に繰り入れず、製品原価だけで販売するもので、会社の利益はないというのです。
原価マスクの1箱当たり製品原価の内訳
①仕入価格 1,469円(1枚当たり29.38円)
②輸送費 150円
③関税 69円
④倉庫手数料 200円
⑤カード決済手数料 70円
⑥消費税 218円
合計 2,176円(1枚当たり43.52円)
原価マスクの仕様や性能、購入ルール(制限)
マスクは三層構造不敷布製で1枚ずつ個包装されて50枚入りの箱に入っており、1箱の販売価格は2,176円(税込/送料別)。
送料は、1箱495円、2箱以上は一律506円。ただし、北海道、本州、四国及び九州を除くエリア(沖縄、離島)は、更に2,035円が加わります。
【原価マスクの性能(特長)】
- ①ほこりなどの侵入を防ぐ三層構造フィルター
- ②安心・清潔な1枚ずつの個包装
- ③隙間を防ぐノーズワイヤー
- ④呼吸が快適な立体プリーツ設計
- ⑤耳が痛くなりにくいゴムを使用
また、転売防止のための対策として、外箱の表面に原価が大きく表示されています。
1回の注文で1人4箱(200枚)までしか購入できず、更に購入後7日間は再購入できません。
申込みは、下記申込みフォームからの申込みが必要です。
まとめ 作成するのに直接かかった経費を仕入れ価格とする「原価マスク」
それでは今回のまとめです。
株式会社トリニティが「原価マスク」と銘打って、誰でも安価に購入できることを目的にマスクを原価で販売することを発表しました。
1箱50枚入り2,176円の原価マスク、価格的に安いのか高いのか、最初は微妙な感じでした。
しかし、詳しく調べていくと、普段、スマートフォンの関連商品を委託製造してもらっている中国の工場が作成したマスクを原価で販売するというものでした。
このマスクの原価を調べると、何と製品に直接かかった経費は、マスク1枚当たり29.38円とわかり、「原価マスク」という文字通りのコピーに納得してしまいました。
マスクの輸出については、中国政府の規制が日々刻々と変化し、不測の事態が生じる可能性があり、納期状況については、次の購入ページから随時確認して欲しいとのことです。
→ トリニティ原価マスク購入ページ
最後までお読みいただきありがとうございました。