みらくるみらいをかけるエクスプレス

スポーツ・エンタメ情報、生活に役立つ情報が満載

科学・技術

空調服の仕組みや構造は?発明の経緯やメーカー、価格も調査!

投稿日:2019-08-19 更新日:

今年の夏も猛暑が続いています。熱中症も毎日ニュースで報じられています。

こんな時は、屋内ではエアコンが欠かせませんが、外で作業するとか、アウトドアレジャーや屋外イベント、スポーツ観戦などの場合は、どうしようもありません。

屋外でもエアコンが効いた部屋にいるような環境があれば、熱中症の心配もなくどんなに快適で素晴らしいことか!猛暑が毎日続くと、ついこんな夢みたいな妄想を思い浮かべてしまいます。

でも、それは妄想ではありません。実はそんな夢みたいな話しが実現できるんです。

それが「空調服

え!それ何?と思うかもしれませんが、エアコンのように外部から大量の空気を取り込んで体を冷やす服が実はあるんです。

そんな空調服の仕組みや構造がどうなっているのか?

また、どのような経緯でこうした服を発明したのか?

そして、現在この服のメーカーはどこで販売価格はいくら位か?

「空調服」については、いろいろ気になることがたくさんあります。

そこでこの記事では、「空調服」の仕組みと構造や発明の経緯、そしてメーカーや販売価格も調査しました。

スポンサーリンク

空調服で体を冷やす仕組みや構造とは?

空調服は、「気化熱」と人間の体に元々備わっている「生理クーラー」という仕組みで体を冷やす効果を発揮します。

気化熱とは液体が気化(蒸発)するときに熱を発散させる現象とその熱のことをいいます。

また、生理クーラーとは、身体が暑くなると、それを冷やそうとして脳からの指令で出た汗が気化(蒸発)するとそれが気化熱の作用で体から熱を奪い、体温を下げる機能をいいます。

空調服は、このもともと人間に備わっている体温を下げる生理的な機能(生理クーラー)をうまく利用して、屋外にいてもエアコンが効いた部屋にいるような環境を作り出します。

空調服の構造がどうなっているのかというと、効率よく汗を気化させて体の熱を発散させるために、腰の当たりに2基の小型のファンを取り付けて、大量の新鮮な外気を取り込み、風として体に沿って送り込みます。

そして、汗を気化させて発散した気化熱を効率的に袖口と襟元から服の外に排出して体を冷やしていきます。

ファンは服の内側や腰のベルトなどに取り付けたバッテリーを電源として回転させています。

空調服は誰がどんな経緯で開発した?

空調服を発明・開発したのは、ソニーの技術者だった市ヶ谷弘司さんが独立・起業して出張で訪れた東南アジアでその着想を得たそうです。

都市開発が進む現地の街の様子を見ているうちに、地球温暖化が進むのを確信した市ヶ谷さんは、なぜ地球温暖化は起こるのかと自分に問いかけたそうです。

この問いかけが空調服の設計思想や性能、効果に反映されているといいます。

空調服の発明は、エアコンで屋外に排出される無駄な熱エネルギーを減らすことが当初のコンセプトでした。地球温暖化への問いかけが最初にあったからこそ、開発過程で生物工学的な発想にたどり着くことができたそうです。

空調服は、夏場の快適な活動環境を実現するだけでなく、温室効果ガスをほとんど排出しない地球環境に優しいエコな製品となりました。

空調服のメーカーは?値段はいくら位で販売している?

始めは、工場や夏の屋外作業の効率を上げるためにつくられていたので、作業服的なものが多かったです。

しかし、今では一般の消費者にも夏の冷感グッズとしてファッションの要素も取り入れられて、ブルゾンのようなものや、半袖やベストタイプのものまで作られています。

空調服を作動させるのに必要な5つのアイテム

空調服を動かすためには、次の5つのアイテム(パーツ)が必要です。

  • (1) ジャケット(服のみ)
  • (2) バッテリー
  • (3) 充電器(バッテリー用)
  • (4) ファン
  • (5)ケーブル(バッテリーとファンを接続する)

空調服は、服本体のほか、外気を取り入れ体中に送り込むファン・ケーブルとそれを動かすバッテリー(と充電器)で構成されています。

空調服の価格は、通常(1)服本体、(2)ファンセット、(3)バッテリーセットの別に定められており、それぞれメーカー毎にご紹介します。

メーカー 空調服
本体
ファン・ケーブル バッテリーセット
株式会社空調服(ジーベック) 5,292円 4,180円 大容量
16,000円
小型軽量型
6,600円
サンエス/風神(SUN-S) 4,644円 フラット通常パワー
3,132円
新型大容量
10,260円
バートル 4,163円 5,330円〜 新型大容量
11,180円
小型軽量型
5,600円

空調服のメーカーはこのほか○マキタ、○HIKOKI(日立)、○村上被服(鳳凰)、○クロダルマ、○SOWA(桑和)、○SHUSAN(中国産業)があり、今後も参入する企業が数多く予想されます。

空調服については、すべてのメーカーを網羅した通販サイト(Bildy.jp)がありますので、詳しくはそちらをご覧いただければと思います。

まとめ

それでは今回のまとめです。

空調服とは、服につけた小型のファンで服の中に外気を取り入れ、体の表面に大量の風を流すことにより、汗を気化させて涼しく快適に過ごすことができる製品(装置)です。

使用するエネルギーもエアコンなどに比べて格段に少なく、環境にも配慮した地球にやさしいエコな製品です。

空調服では、衣服内に大量に空気を送り続けることで汗を効率的に気化させ、体温の上昇を効果的に抑制することができ、着用者の涼しさを実現しています。

例えるなら、お風呂上がり(濡れた体)に扇風機を当てたときに感じる爽快さを服を着たままで感じることができるのです。

皆さんお試しになってはいかがでしょうか?

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

スポンサーリンク

-科学・技術

執筆者:


コメントを残す

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

プロフィール

プロフィール

管理人のキャサノンと申します。
長年勤めた役所を退職した元地方公務員。
現在は、現役の時にお世話になった役所の退職者を会員とする一般社団法人に勤務しています。
会員の皆さんはもちろんのこと、シニアの方々を始め、広くいろいろな読者の皆さんへ情報発信していきます。
よろしくお願いします。

error: Content is protected !!