今、北海道は、イチゴ狩りの最盛期です。
札幌近郊、北広島市の農園でイチゴ狩りをしてきました。
そこで驚いたことがあります。そこのイチゴがとんでもない大きさなんです。
私達が普段イメージするイチゴの何と2~3倍の大きさです。たった1個で手のひらを独り占めにしてしまいます。
食べると甘くジューシーで、イチゴというよりはモモに近い感覚ですね。
このイチゴ、「けんたろう」と命名されています。
北海道立道南農業試験場で品種改良されたイチゴです。
そんな巨大イチゴの由来とともに、札幌近郊のイチゴ狩りおすすめスポットについて報告します。
北海道産イチゴ「けんたろう」とは?
百聞は一見にしかず。まずはその大きさがわかる画像をご覧ください。
どうです。ここに写っている手のひらは、大人(実は管理人)のもので、たった1個のイチゴで手のひらが塞がってしまいます。
この画像からイチゴの大きさが解かるかと思います。
さて、このイチゴは、道立道南農業試験場で「きたえくぼ」というイチゴと「とよのか」というイチゴを交配させて6年の歳月をかけて品種改良を重ね、1999年に完成させたイチゴです。
北海道農業の活性化を目指し、「明るく元気な男の子」をイメージして「けんたろう」と命名されました。
2004年に品種登録され、今や北海道の優良品種として認定されています。
このイチゴの一番の特徴はとにかく果実が巨大なこと。果実の形状は円錐形というよりは、プラムのような形をしています。色は光沢のある鮮紅色です。
食べると、酸味と香りはそれほどではないのですが、甘みが結構強くジューシーです。
値段ですが、画像に写っている1パックで800円ほど。少々高い感じがしますが、1個で普通のイチゴの2~3個分はあるので、相応の価格かなと思います。
札幌近郊のイチゴ狩りおすすめスポット
札幌近郊のイチゴ狩りといえば、やはり北広島のイチゴ農園がおすすめスポットです。
これらのイチゴ農園は、ほとんどが露地栽培なので、収穫時期は5月上旬~7月中旬までの短期間となっています。また、収穫量や質が天候に大きく影響されます。
次の④ふるさと来LOVE・塚本農園を除き、概ね開園時間:9:00~16:00 入場料:900円(未就学児500円)となっていますが、天候などの状況によっては、変更されることもありますので、お出かけ前に、一度農園へお確かめください。
- ①ストロベリー・えーちゃんランド(富ケ岡502)松本(電話090-8902-3027)
先日行ってきた農園です。イチゴはどこにでもあるような畑で露地栽培しており、地面すれすれに大きなイチゴが鈴なりになっていました。
入園料は900円(未就学児500円)です。
開園時間は午前9時~午後4時となっていますが、できるだけ早く行き、開園と同時に入園するのがおすすめです。
それほど大きな農園ではないので、あっという間に満員になってしまいます。 - ②ストロベリー・ファンタジア(南の里198)松原(電話080-1869-5493)
- ③まきばの店(輪厚154)阿部(電話090-3117-0601)
開園時間:平日 9:30~16:00 土日 9:00~16:00
入場料:900円(未就学児500円) - ④ふるさと来LOVE・塚本農園(北の里326)塚本(電話080-4042-1013)
*ハウス栽培のみで30分間食べ放題で小学生以上1,000円(塚本農園は、本年度の営業は終了しております。)
北広島市周辺のイチゴ狩り農園をグーグルマップに掲載しておきます。
まとめ 北海道産の巨大イチゴ「けんたろう」の魅力
それでは今回のまとめです。
管理人は、イチゴ狩りは以前千歳のハウス栽培のイチゴ狩りを体験したことがあります。そのときは、それほどの感動はありませんでした。
今回、北広島のイチゴ農園でのイチゴ狩りの体験は、露地栽培による巨大なイチゴとの出会いに加え、その瑞々しい甘さにびっくりしました。その名も北海道産の「けんたろう」。
今年もまだ営業しているところがあれば、もう一度体験したいと思っています。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
(7月6日追記)
7月4日から5日にかけて北海道を襲った豪雨により、露地栽培のイチゴ農園も相当の被害を受けており、このため今年のこれからの収穫は残念ながら絶望的です。
(7月13日追記)
昨日、ストロベリー・えーちゃんランド(北広島市富ケ岡502)に行って来ました。圃場の状態は思っていたほど悪くはなく、イチゴ狩りはできました。ただ、皆小ぶりのイチゴでした。しかし、食べるとその甘味は健在で、さすがはけんたろう!それなりに堪能できました。
今回は、露地栽培の圃場を撮影してきましたので、写真をアップしておきます。