今年で38回目を迎えるさっぽろのイルミネーション。
さっぽろホワイトイルミネーション2018が点灯されました。
昨年に比べて大通会場が西6丁目までと、少し規模が縮小されていますが、西3丁目会場には、新たに札幌の木「ライラック」の花びらをモチーフにした巨大なオブジェが登場しました。
他の会場は、従来と変わりなくさっぽろの初冬の街かどに彩りを添え、さっぽろの冬景色を演出しています。
それでは、雪と光のコラボ、2018年さっぽろホワイトイルミネーションをご紹介します。
目次
2018年のさっぽろホワイトイルミネーションの概要
各会場の場所(位置関係)と会場毎の点灯期間は次のとおりです。
札幌市内各会場の場所(位置関係)
各会場の場所(位置関係)を市内中心部の地図で表示します。
まず、メイン会場として大通公園のテレビ塔がある西1丁目から西6丁目までに大通会場(ただし西2丁目はミュンヘンクリスマス市の会場)があります。(地図上は赤色で表示)
次に地図上部の札幌駅のすぐ南下の駅前広場に「札幌駅南口駅前広場会場」が、更に札幌駅から大通公園に繋がるメインの道路・駅前通りに「(札幌)駅前通会場」が北4条から南4条まで続きます。
また、大通公園までの途中には、北海道庁に繋がる「北3条広場(赤レンガプラザ・通称アカプラ)会場」が、そして大通公園の南下、南1条通りの西1丁目から西3丁目までには南1条通会場があります。
会場毎の点灯期間
会場 | 点灯期間 |
大通会場(西1丁目~西6丁目) | 2018年11月22日(木)~12月25日(火) |
札幌駅前通会場(北4条~南4条) | 2018年11月22日(木)~2019年2月11日(月) |
南1条通会場(西1丁目~西3丁目) | 2018年11月22日(木)~2019年3月13日(木) |
札幌市北3条広場「アカプラ」会場 | 2018年11月22日(木)~2019年3月13日(木) |
札幌駅南口駅前広場会場 | 2018年11月22日(木)~2019年3月13日(木) |
大通会場(大通西1~6丁目)
最初に、大通会場(西1丁目~西6丁目)の全体図を表示します。
西1丁目会場(約束の「ラブ・ツリー」)
観賞順路の始まりとなる西1丁目会場では、会場のテーマを「LOVE」とし、赤く輝くハートがモチーフのラブ・ツリーが会場中央に設置されているほか、ハート型のフォトスポットを設置しています。
また、テーマカラーの赤を基調としたグランドイルミネーションが設置されています。
西2丁目会場(ミュンヘン・クリスマス市 in Sappro )
西2丁目では、協賛行事の第17回ミュンヘン・クリスマス市 in Sappro が12月24日まで開催中
札幌市とミュンヘン市(ドイツ)が姉妹都市になって30周年を迎えた2002年に始まったクリスマス市。
ドイツではクリスマス前4週間をアドヴェント(待降節)といって、キリストの降誕に備える期間とされています。
この期間はどの町でも中心の広場でクリスマス市が開かれ飾りのろうそくや、くるみ割り人形、クッキー、焼きソーセージ、お菓子などが屋台に並び、地元の人たちで一日中賑わいます。
ミュンヘン・クリスマス市は、この賑わいを札幌でも実現しようと始まったイベントなのです。
クリスマス雑貨、ホットワイン、ドイツ料理などが屋台に並び、運が良ければサンタクロースにも会える会場で今年は新たにクリスマスのシンボルとしてドイツでは欠かせないクリスマスピラミットを設置し、会場を盛り上げます。
今では、ホワホワイトイルミネーションの重要な協賛行事として彩りを加えています。
西3丁目会場(花咲く「ブルーミング・ファウンテン」)
西3丁目会場では、会場中央の噴水にライラックの花をモチーフにした大型の新規オブジェが設置され、花と季節の移ろいを光と音の動きのある演出で表現。
更に、ライラックをモチーフとしたフォトスポットや、ブルーを基調としたグランドイルミネーションが設置されています。
なお、グランドイルミネーションといいながら、電飾を人の腰の高さほどの架設に乗せているのは除雪対策のため。
文字通り電飾をグランド(地面)に這わせると雪が降って埋もれてしまい、そうすると除雪が大変になってしまうからです。
西4丁目会場(輝きのジュエリーパレス)
西4丁目会場では、ダイヤモンドをモチーフにした光の宮殿「ジュエリーパレス」や中央の噴水を使った光の噴水を設置しています。
そのほか、ピンクのダイヤモンドオブジェやテレビ塔を背景に撮影できるフォトスポット、更にピンクとパープルを基調としたグランドイルミネーションが設置されています。
西5丁目会場(微笑みの「トゥインクルガーデン」)
西5丁目会場では、きらきらゴールドに輝くシンボルツリーやガーデン風フォトスポットがやさしく光る空間です。
ホットドリンクやフードを楽しむ休憩スペースが設置されるほか、光る綿あめやキャンディなどの光るグッズも販売されます。
西6丁目会場(煌きの「フォレストサークル」)
西6丁目会場では、大きな樹木が立ち並ぶ会場にグリーンに輝く光の迷路を設置。
また、白いシャイニングボールやグリーンを基調としたグランドイルミネーションも設置されます。
その他の4会場
その他の4会場は、昨年と同じですので、2017年のさっぽろホワイトイルミネーションの記事をご覧いただければと思います。
→ 雪と光のコラボレーション、さっぽろホワイトイルミネーション2017の魅力とは?
まとめ
それでは今回のまとめです。
札幌のホワイトイルミネーションは、夏の観光シーズン後の冬の雪まつりまでの観光の空白を埋め、賑わいを雪まつりへと繋げる初冬のイベントを模索していく中で生み出されました。
札幌のイルミネーションの魅力は、何と言っても雪とイルミネーションが織りなす幻想の世界、イルミネーションの規模では他に及ばなくとも、札幌ならではの魅力的な雪との電飾コラボレーションを繰り広げます。
昨年は、札幌市をはじめ神戸市と長崎市が新三大夜景都市に選出された記念として、新三大夜景都市のテーマ色をモチーフにした「光のトンネル」と「光のエキシビショントンネル」が設置されました。
初となるブラックライト印刷技術を使用した幻想的なトンネルが西7丁目と西8丁目を彩りましたが、今年はそれがなくなった分、規模が縮小されました。
→ 雪と光のコラボレーション、さっぽろホワイトイルミネーション2017の魅力とは?
最後までご覧いただき、ありがとうございます。