昨年の12月1日から上映されている『探偵はBARにいる3』が「ロケーションジャパン大賞」のグランプリを獲得しました。!
でも「ローケーションジャパン」って何?
あまり聞き慣れないので、どういうものなのか調べてみると・・・!?
目次
「ロケーションジャパン」とは? 「ロケーションジャパン大賞」とは?
「ロケーションジャパン」とは、「ロケ地から日本を元気に!」を合言葉に映画やドラマのロケ地や舞台を通して地域の新たな魅力を発掘・発信し、「エンタメ ✕ 旅」の新しいスタイルを提案する情報誌です。
日本で唯一、ロケ地情報を発信している隔月刊の雑誌で、ウェブサイト(ロケーションジャパン・ネット)もあります。
最新号(2018年2月号)は№85ですが、創刊第1号は2003年6月15日発売ですので、既に14年になります。
最初は3月に1度の発売でしたが、9号から隔月発売になりました。
「ロケーションジャパン大賞」とは?
「ロケーションジャパン」では、毎年、地域を盛り上げた映画やドラマ、そしてその舞台となった地域を表彰し、「エンタメ ✕ 地域」の頂点を決める顕彰イベントを開催しています。
この情報誌「ロケーションジャパン」が主催する顕彰イベントが「ロケーションジャパン大賞」なんです。
「ロケーションジャパン大賞」は、「ロケーションジャパン」がその年に一番人を動かし、まちの観光を活性化させた作品と地域をセットで表彰する日本で唯一のロケ地大賞です。
大賞の選定は、7,500名の一般アンケートによる「作品&ロケ地の支持率」のほか、作品の世界観が楽しめるかどうかという「ロケ地の行楽度」、観光客の増加、経済効果、CM換算効果を見る「地域の変化」、地元のロケ協力度、住民の理解度を測る「撮影サポート度」の4つの指標をポイント化して総合的に評価します。
その第8回の大賞グランプリに「映画『探偵はBARにいる3』 ✕ 北海道札幌市」が選定されたのです。
グランプリを受賞した映画『探偵はBARにいる3』とは?
グランプリを受賞した映画『探偵はBARにいる3』は、大泉洋主演の人気シリーズの3作目ですが、どの作品も東アジア最北の歓楽街・札幌すすきのを舞台にストーリーが展開され、ロケもすすきのを中心に行われます。
すすきののランドマークともいえるニッカウヰスキーの看板が映える交差点の映像からスタートし、飲食店などが入居する雑居ビル群、その隙間を縫うように走るいかがわしい?路地、そして札幌郊外の雪原、更には小樽の街や港などを背景にストーリーが展開されます。
まるで物語が現実世界で起こっていると錯覚してしまうほどの親近感に満ち溢れ、映像に惹きつけられてしまいます。
地元の人間は、放映される場所の一つひとつに馴染みがあり、それを確認するだけでも楽しくて仕方ありません。
3作目の小樽関連の場面では、ヘマをやらかした探偵大泉が、罰として裸にされてマストに括り付けられ、寒風吹きすさぶ小樽港を漁船で回遊させられるという過酷な仕打ちに会っていました。
また、雪がいっぱい積まれた運搬排雪ダンプをクッションにして、ビルの屋上から飛び降りて逃げるシーンは、冬の道具をうまく使った雪国札幌ならではの演出に感心しました。
クライマックスシーンの大型複合商業施設「札幌ファクトリー」でのロケでは、延べ3,000人のエキストラが参加し、営業時間中にもかかわらず2日間の撮影を敢行したそうです。
今回のクライマックスシーンには秋元克広札幌市長やプロ野球北海道日本ハムファイターズの栗山英樹監督も出演するなど、札幌市とフィルムコミッションなどの関係者が一丸となって撮影に協力しました。
その結果、「ロケーションジャパン大賞」の4つの指標全項目で高い評価を獲得しての受賞となったのです。
『探偵はBARにいる3』をPRするラッピング電車も登場!
道外のファンも熱く注目するこの映画のPRのため、市内中心部を走る路面電車を利用して、主演の大泉洋とその相棒役の松田龍平が車両の全面に大きく描かれたラッピング電車を運行して大いに盛り上げました。
また、作品とタイアップしたバスツアーの企画も実施しており、その案内役には札幌と小樽の両フィルムコミッションが協力したということです。
まとめ
それでは今回のまとめです。
実は、このブログには、既に主演の大泉洋の記事とヒロイン役で共演する北川景子の記事を掲載しています。
これらの記事は、正にこの『探偵はBARにいる3』を意識して書いたものだったのですが、この作品が「ロケーションジャパン大賞」のグランプリを受賞するなどとは夢にも思わず、っていうか、そもそも「ロケーションジャパン大賞」なるものを全く知りませんでした。
それで今回、グランプリを受賞したのを期に『探偵はBARにいる3』の感想を小さなネタバレを含め、ヒロインの北川景子に関係するメインテーマの部分をはずして書いてみました。
メインテーマの部分は映画館でお楽しみください。
この人気シリースはこれが最後というウワサを聞きますが、シリーズを続けて欲しいと強く願う管理人の気持ちは、共演者の松田龍平さんと同じです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。