NHKで人気のあの有働由美子アナが今年(2018年)3月にNHKを退局してフリーアナウンサーになりました。
あれほど人気のアナウンサーなので民放から引く手あまたの中、日本テレビ系の報道番組「news zero」が彼女をメインキャスターとして起用し、装いも新たに10月からスタートする予定でした。
しかし、この番組のサブキャスターとしてコンビを組む予定だった日テレ報道局の青山和弘氏(50)が突然、今月1日付で経営戦略局グループ推進部へ異動となりました。
番組がスタートする前に降板するという異例の事態に・・・。
その理由を聞いた有働アナは怒り心頭。
大声で「恥を知りなさい!恥じを・・・、日テレのスタッフはこの程度のレベルなんですね」とまで言う有様。
一体何が起こっていたのか。
有働由美子アナの経歴とともにその衝撃の出来事を報告します。
目次
有働由美子(うどう ゆみこ)アナのプロフィール
まず最初に、有働由美子アナのプロフィールをご紹介します。
出 身 地 日本・大阪府 (出生地:鹿児島県)
生年月日 1969年3月22日(2018年9月の時点で49歳)
血 液 型 O型
最終学歴 神戸女学院大学文学部総合文化学科卒業
所属事務所 ナチュラルエイト
職 歴 NHKアナウンサー(大阪→東京→アメリカ→東京)→フリーアナウンサー
趣 味 読書、旅行、料理など
特記事項 剣道2段
生まれは、鹿児島県日置郡郡山町(現・鹿児島市)ですが、兵庫県、大阪府で育ちました。
両親は熊本県の出身だそうです。
妹さんが1人います。
イメージからは想像できませんが、中学・高校時代、剣道部に所属しており、段位2段という腕前の女流剣士です。
(大学)1年生の時の剣道大会での、女子個人決勝(石川VS有働)の試合の画像がありますので掲載します。
画像だけでは分りにくいので、動画もリンクしました。
大阪府立北野高等学校、神戸女学院大学文学部総合文化学科卒業後、1991年NHKに入局しました。
この時の第1志望は大阪大学法学部でしたが、不合格になったと話しています。
2度も大学で勉強しようというのですから、本当に向学心に燃えた方なんですね。
NHKアナウンサーとしての経歴
小学生の頃から人の知らないことを誰かに伝える新聞記者などのジャーナリズム関係の仕事をしたいと思っていたそうです。
大学生の時に湾岸戦争が勃発し、世界中のテレビ局が特派員を現地に派遣しました。
その派遣された特派員が、戦火の中、戦況を伝える姿を見てテレビのジャーナリズムに憧れ、アナウンサーを志望するようになりました。
民間のテレビ局も受験し、幾つか内定を貰っていましたが、英語が得意で、得意の英語を活かすため海外に放送局を沢山持つNHKを選んだということです。
最初は、アナウンサーとしての発音やアクセントが下手で、先輩や視聴者にも怒られたそうです。
「やっぱり私なんてテレビに出るアナウンサーになんかなっちゃいけなかったんだ」と将来が不安で別の進路を真剣に考えたこともあったようです。
しかし、先輩の指導と取材先の中高年の励ましの言葉に支えられ、何とか続けてこられたと話しています。
以下、有働アナが司会やメインキャスターとなって出演した番組名を紹介します。
- NHKニュースおはよう日本(1994年4月 – 1997年3月、メインキャスター)
- サタデースポーツ・サンデースポーツ(1997年4月 – 2002年3月、メインキャスター)
- NHKニュース10(2002年4月 – 2006年3月)
※2004年3月まではスポーツ専任。それ以後はメインキャスターとスポーツの兼任 - スタジオパークからこんにちは(2006年4月 – 2007年6月1日、司会)
- NHK紅白歌合戦(2000年 – 2003年、2008年、2012年 – 2015年、2017年)
- あさイチ(2010年3月29日 – 2018年3月30日、メイン司会)
NHKアナウンサーとしての経歴-『あさイチ』篇
生活情報番組『あさイチ』については、面白いエピソードが満載なので項を改めて報告します。
エピソード1(『あさイチ』への出演について)
『あさイチ』へ出演する自分の立ち位置(スタンス)について、有働アナは、
独身で結婚も子育ても経験のない自分では通用しないんじゃないか。
番組には生放送中に視聴者の方からFAXやメールが届きます。
その内容も主婦経験のない私がきちんと受け止められるのか不安でしたし、今も不安です。
でも悩んだ末に、自分に分かることしか分からないし、分からないことは分からないとはっきりと示して、放送中でも視聴者を含めた誰かに素直に聞けばいいんだと開き直りました。
だから番組中に視聴者の方に怒られることもしばしばです。でもそれを恐れずに正直なスタンスで臨むようにしています。
と語っています。
素晴らしい考え方ではないでしょうか。
エピソード2(キャスターパートナーとの関係、バランス)
番組開始前、キャスターパートナーが、あのV6の井ノ原快彦だと知った際には、
アイドルと一緒に司会と聞いて、こりゃ偉いことになった」と思っていた。
司会といってもあくまで“お飾り”と思い、コメントを用意したり、失言をフォローしたり、機嫌をとったりしなくてはならないだろうと頭を抱えていた。
しかしその後、「今や、私の方が失言する。私の方が機嫌を取ってもらっている。私の言葉足らずを、イノッチがフォローしてくれる。
と発言しています。
エピソード3(『あさイチ』の本番中の脇汗問題)
有働アナが『あさイチ』の本番中に多量の脇汗をかき、それが衣服に染みてはっきりと見て取れることがネットコミュニティ等でも話題になりました。
2011年5月27日には本番中に「脇汗を平気で見せて信じられない。同じ女性として見ていられない」という苦情FAXを自身が読み上げる事態にまでなりました。
この脇汗苦情FAXの反響が大きかったことを受けて、同年6月7日(火曜日)の『あさイチ』で「番組冒頭:なぜか気になる ワキ汗」として特集を組んだのです。
いわば苦情FAXを逆手に取った、ピンチをチャンスに変える逆転の発想だったわけです。
番組では、多汗の専門医や対策用品を出しているメーカーを取材し、「何故脇の汗は気になるのか、そしてどう対策するのが良いか」を紹介するに至っています。
これがきっかけとなり、その後、ライオンは『Ban』の新商品を開発してしまいます。→『Ban』のサイト
『あさイチ』脇汗問題で管理人の感想
最後に『あさイチ』の脇汗問題について、管理人の感想を述べさせて頂きます。
有働アナが多量に脇汗をかくことは、学生時代に剣道部に所属し、剣道2段の腕前を持つほど、剣道の練習に明け暮れしたことと無関係ではありません。
管理人もかつて体操部に所属して練習に励んだことがあるのでよく分りますが、練習すると多量に汗をかきます。
概してスポーツ選手は汗っかきです、っていうか、スポーツ選手は一生懸命練習するにつれ、汗っかきの体質になっていきます。
汗は運動、スポーツにつきものです。
だから汗なんかものの数ではありません。
全然へっちゃらです。
有働アナも脇汗をはじめ汗全般に対して、こんな感じだったのではないかと思います。
脇汗の苦情FAXを投稿した女性とは汗に関する感性が違うのだと思います。
ただ、体育館などの運動場ではなく、スタジオをはじめエンタメの現場で脇汗を見せることの是非はまた別の問題と思います。
この点に関して有働アナは少し鈍感のような気がします。
いずれにせよ、有働アナの脇汗や汗っかきは、本人自身全然気にしていないと思います。
有働アナが怒り心頭なわけ? 新しい職場で起きた衝撃の出来事とは?
そもそも、有働アナが日テレ報道番組「news zero」のメインキャスターとして就任することになった背景には、日テレ幹部が用意周到に番組スタッフ陣の配役を見せての三顧の迎え入れがあったのです。
それが、同番組でサブキャスターに内定されていた日テレ報道局の青山和弘氏の経営戦略局グループ推進部への突然の異動が発表されたのです。
その理由が、こともあろうに報道記者にあってはならないセクハラ疑惑とのこと。
ある週刊誌によると、このセクハラ疑惑は、報道局に勤務する20代の女性社員と、加えて4月に配属されたばかりのアルバイト女子学生に対するものだといいます。
普段冷静な有働アナが激怒し、大声で「恥を知りなさい!恥じを・・。日テレのスタッフはこの程度のレベルなんですね」とまで言うのも納得してしまいますね。
青山氏といえば、政治畑を歩み「報道局のエース」とまで言われ、ワイドショーや報道番組にもよく出演していた知られた顔で通っていました。
安倍首相とは非常に近いことから“総理のお友達”として政権に食い込み、スクープを連発していたのです。
報道番組としては、スクープ連発のエースと有働アナがコンビを組むことで人気を集め、視聴率を獲得する腹積もりだったのでしょう。
それが青山氏だけでなく、番組でキャスターをしていた小林麻央さんの姉である麻耶さんからも出演内諾があったにもかかわらず、結婚→芸能界引退でご破算になってしまいました。
“話が違うじゃない”と彼女が怒るのも当然と日テレ関係者は言います。
まとめ
それでは今回のまとめです。
今年(2018年)3月、NHKを退局した有働由美子アナが次の仕事として選んだのが、日テレ報道番組「news zero」のメインキャスター。
しかし、番組のサブキャスターに内定していた青山和弘氏が、こともあろうにセクハラ疑惑で番組開始前に降板となってしまいました。
更に、以前番組でキャスターをしていた小林麻央さんの姉の麻耶さんも結婚による芸能界引退で出演ができなくなってしまったのです。
残るは、嵐の桜井翔の頑張りに期待するしかありませんね。
民放での波乱のスタートとなってしまった有働由美子アナ。
NHKでは受けたことがない視聴率の荒波をどう乗り切り生き残っていくのか注目です。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。