冬のイルミネーション観賞は、「さっぽろホワイトイルミネーション」!
こんにちは、皆さんはご存知ですか!
日本で最初にイルミネーションイベントを始めたのは札幌なんです。
観光客が「四季折々の魅力あふれる札幌」に一年を通して訪問してもらう通年観光が札幌観光の長年の切実な夢でした。
夏、秋の観光シーズン後、今や世界的な一大フェスティバルとして知られる「札幌雪まつり」までの観光の谷間を埋め、賑わいを雪まつりへと繋げる初冬の新しい観光イベントが切望されていました。
その想いがイルミネーションイベントを生む源泉となったのです。
「さっぽろホワイトイルミネーション」は、1981(昭和56)年に、日本初のイルミネーションイベントとして、当時、大通西2丁目に設置した、たった1本のシンボルオブジェを電球1,048個で飾ったのが始まりです。
雪まつりに繋げるイベントとして、そのコンセプトは「雪」をテーマにした光とのコラボレーション。
雪と電飾が織りなす幻想の世界、それがさっぽろホワイトイルミネーションならではの魅力なんです。
イルミネーションは雪景色によく映えるんです!
年々、趣向を凝らしながらパワーアップして国内を代表する光のイベントに成長してきたさっぽろホワイトイルミネーションは、2019年で39回目を迎えます。
今年は、81万個の電球が人々を幻想の世界へと誘います。
それでは、さっぽろホワイトイルミネーションの点灯式や点灯期間、各会場での見所をご紹介して行きますね。
目次
さっぽろホワイトイルミネーションの点灯式と各会場の点灯期間や点灯時間
まず最初に各会場の場所や位置関係についてご確認ください。
各会場の場所(位置関係)
各会場の場所(位置関係)については、市内中心部の地図で表示します。
まず、大通公園にはテレビ塔がある西1丁目から西6丁目までにメイン会場となる「大通会場」(ただし西2丁目はミュンヘンクリスマス市の会場)があります(地図上は赤色で表示)。
次に地図上部の札幌駅のすぐ南下の駅前広場に「札幌駅南口駅前広場会場」(地図上青色で表示)が、更に札幌駅から大通公園に繋がるメインの道路・駅前通りに「駅前通会場」が北4条から南4条までと続きます(地図上は緑色で表示)。
大通公園までの途中には北海道庁に繋がる「北3条広場(赤レンガプラザ)・通称アカプラ広場会場」が、そして大通公園の南下、南1条通りの西1丁目から西3丁目までには「南1条通会場」があります(いずれも地図上青色で表示)。
各会場の点灯期間や協賛イベントの開催期間など
さっぽろホワイトイルミネーションは、次の5か所の点灯会場と2つの協賛イベントで構成され、点灯(開催)期間は次のとおりです(期間はそれぞれの会場で異なるのでご注意を!)。
なお、点灯式(オープニングセレモニー)は、2019年11月22日(金)の16:30から、大通公園3丁目を会場に、カウントダウンや点灯式が行われます。
(1) 会場及び点灯期間
会場 | 点灯期間 |
大通会場 | 2019年11月22日〜12月25日 |
札幌駅前通会場 | 2019年11月22日〜2020年2月11日 |
南1条通会場 | 2019年11月22日〜2020年3月15日 |
札幌市北3条広場 (アカプラ) |
2019年11月22日〜2020年3月15日 |
札幌駅南口駅前広場 | 2019年11月22日〜2020年3月15日 |
点灯時間は、それぞれ16:00〜22:00(南口駅前広場は24:00)まで。
ただし、12月23日〜25日までは、24:00まで点灯しています。
(2) 協賛イベント
◆第18回ミュンヘン・クリスマス市 in Sapporo
会 場 大通公園2丁目、駅前通地下歩行者空間ほか
開催期間 2019年11月22日〜12月25日
◆ホワイトイルミネーションレーザーNight(展望台入場料有)
会 場 テレビ塔展望台特設会場
開催期間 2019年11月22日〜12月25日
(3) 点灯体験希望者の募集
イルミネーションの点灯スイッチを入れるグループやカップルを募集しています。
応募期間 11月1日(金)〜12月8日(日)
応募方法 公認スマホアプリ「さっぽろグルメクーポン」内の専用フォームから応募
点灯体験 11月23日(土)〜12月22日(日)の期間中の土曜日・日曜日16:30
ホテルディナー付き点灯体験は、12月23日(月)・24日(火)の16:30
各会場の見所
各会場の見所については、会場ごとに映える画像を掲載します。
【追記】
11月22日(金)の午後4時30分、セレモニーの点灯式で灯った「さっぽろホワイトイルミネーション」光のオブジェで札幌の街が綺麗に煌めき始めました。
点灯式のカウントダウンとスイッチ・オンの風景を動画に撮ってきましたので、ご紹介します。
大通会場(大通西1〜6丁目)
最初に、大通会場の全体図(西1丁目〜西6丁目)を掲載します。
(1) 西1丁目会場(約束の「ラブ・ツリー」)
観賞順路の始まりとなる西1丁目では、会場中央に設置したハートがモチーフのラブ・ツリーが今年も赤く情熱的に輝きます。
(2) 西2丁目会場(ミュンヘン・クリスマス市 in Sapporo)
協賛行事の第18回ミュンヘン・クリスマス市 in Sappro が12月24日まで開催します。
札幌市とミュンヘン市(ドイツ)が姉妹都市になって30周年を迎えた2002年に始まったクリスマス市。
ドイツでは、クリスマス前4週間を、キリストの降誕に備える期間という意味であるアドヴェント(待降節)といいます。
この時期はどの町でも中心の広場でクリスマス市が開かれ、クリスマス飾りやロウソク、くるみ割り人形やクッキー、焼きソーセージ、お菓子などの屋台が並び、地元の人たちで一日中賑わいます。
この賑わいを札幌でも実現しようと始まったのがミュンヘン・クリスマス市 in Sapporo なんです。
今では、ホワホワイトイルミネーションの重要な協賛行事として彩りを加えています。
(3) 西3丁目会場(花咲く「ブルーミング・ファウンテン」)
会場中央の噴水にライラックの花をモチーフにした大型の新規オブジェが設置され、花と季節の移ろいを光と音の動きのある演出で表現。
更にライラックをモチーフとしたフォトスポットやブルーを基調としたグランド・イルミネーションが設置されています。
ちなみに、グランド・イルミネーションとはいいながら、電飾を人の腰の高さほどの架設に乗せているのは除雪対策のため。
電飾を文字通りグランド(地面)に這わせると雪が降って埋もれてしまい、そうなると除雪が大変になってしまうからです。
雪国札幌ならではのアイデアなんです。
(4) 西4丁目会場(輝きのジュエリーパレス)
光の噴水「スパークファウンテン」とダイヤモンドをモチーフにした光の宮殿「ジュエリーパレス」がゴールドとピンクに光り輝き、素敵な体験が待ち受けています。
(5) 西5丁目会場(微笑みの「トゥインクル・ガーデン」)
きらきらと光るシンボルツリーやガーデン風フォトスポットがやさしく輝く空間です。
ホットドリンクやフードを楽しむ休憩スペースも設置。
(6) 西6丁目(煌めきの「フォレストサークル」)
大きな樹木が立ち並ぶ会場にグリーンに輝く光の迷路を設置。
また、白いシャイニングボールやグリーンを基調としたグランド・イルミネーションも設置されます。
駅前通会場(北4条〜南4条)・南一条通会場(南1条西1〜3丁目)
(1) 駅前通会場(北4条〜南4条)
JR札幌駅前からすすきのまでの中央分離帯の立木にLED電球で装飾し、札幌の冬のメインストリートを飾ります。
(2) 南一条通会場(南1条西1〜3丁目)
南1条西1丁目〜3丁目間の南北歩道両脇の街路樹(イチョウ)に南一条地区開発事業推進協議会と協力してLED電球で装飾しています。
札幌駅南口駅前広場会場・札幌市北3条広場(アカプラ)会場
2017年に新たに加わった2会場です。
(1) 札幌駅南口駅前広場会場(エキヒロ・イルミネーション)
JRタワー外壁に面したプラットフォームやメインとなる高さ10mのデザインツリーの光の装飾により、札幌の玄関口を華やかに演出します。
(2) 札幌市北3条広場(アカプラ)会場(アカプラ・イルミネーション)
変幻自在に色が表現できるLED電球を用いたイルミネーションのほか、色が変化するスポットライトなどを設置。
北海道庁旧本庁舎(赤れんが庁舎)を望む札幌を象徴する美しい景観を一層鮮やかに演出します。
まとめ さっぽろホワイトイルミネーション2019のご紹介!
それでは今回のまとめです。
札幌のホワイトイルミネーションは、夏の観光シーズン後、冬の雪まつりまでの観光の空白を埋め、賑わいを雪まつりへと繋げる初冬のイベントを模索していく中で生み出されました。
札幌のイルミネーションの魅力は、何と言っても雪と電飾が織りなす幻想の世界。
イルミネーションの規模では他に及ばなくとも、札幌ならではの魅力的な雪と光のコラボレーションが繰り広げられます。
訪れた観客を魅了させずにはいられない雪景色に映えるイルミネーション、あなたも是非、お越しいただき魅了されてみてください !
実は、今回初めて点灯式を観覧したのですが、「前座」で北海道出身のフォークソンググループ『手風琴』のメンバー深川忠義さんがアコースティックギターの生演奏(楽曲タイトル「煌」)を披露していました。
逆光のため見にくい映像になりましたが、深川さん奏でるギターのサウンドが素晴らしかったので、この動画もアップしました。
よろしかったら、視聴してみてください!
最後まで、ご覧いただきありがとうございます。