ハロウィンといえば、魔女やお化けの仮装で街を練り歩く、今や一種のファッションブームのような感があります。
しかし、以前は、その名もあまり知られておらず、20年ほど前、管理人の娘がハロウィンのある衣装で盆踊りの仮装大会に参加して優勝するほど物珍しいものでした。
そもそもハロウィンは何に由来しているのでしょうか。
そして仮装大会で優勝した娘が着たハロウィンのある衣装とは?
初めて出会ったハロウィンの仮装行列は新婚旅行先のハワイ
管理人が初めてハロウィンの仮装行列に出会ったのは、今から30年以上も前のことです。
日本は当時ハロウィンという言葉そのものが世に出ていなかった時代だと思います。ましてや、ハロウィンの仮装行列なんかに出会うこともなく、このお話しは、当然海外でのことです。
実は30年以上も前のある年の10月31日にハワイにいました。そこでハロウィンの仮装行列に出会ったのです。
なぜハワイにいたのかって? ・・・
恥ずかしながら、新婚旅行でハワイに行ってました。当時、新婚旅行といえばハワイが定番で、管理人もその定番のハワイを新婚旅行先に選んだのでした。
当時も今も変わりないと思いますが、経費的には10月中旬から11月の期間と2月辺りが一番安く、たまたま学生時代の友人が交通公社(JTB)に務めていたこともあり、その友人を介してハワイの新婚旅行を計画したのです。
その年の10月26日に式を挙げ、翌日はもう機上の人になっていました。
何せ海外旅行は初めての経験で、不安やワクワク感で心が一杯になっていました。管理人は、その時人生の大きなステージに立っていたのですから。
当時は、成田空港経由での渡航でしたが、成田へ行く飛行機では、機長さんの計らいでコックピットの中を見せていただきました。
コックピットは、想像していたより遥かに狭く、この中で何時間も座って操縦するのはそれだけで大変なことがよく分りました。
でも、コックピットから眺める雲海が遥か彼方まで広がり、本当に感動しました。今でも懐かしい思い出として心に残っています。
ハロウィンの由来とは?
そんな貴重な体験から始まった新婚旅行の3日目に出会ったのがハロウィンの仮装行列。
そもそもハロウィンとはどのようなものなのでしょうか。その由来を調べてみました。
毎年10月31日に行われるハロウィンは、古代ケルト人の収穫祝いが起源と考えられるお祭りです。
ケルト人は1年の終わりを10月31日と考えていたようで、その1年の終わりの日に秋の収穫を祝い、それが終わると暗い冬の季節が始まって魔女や悪霊が訪れるようになると信じられていました。
そのためケルト人は、仮面を被って魔女や悪霊から身を守り追い払っていたそうです。このように、ハロウィンは宗教的な意味合いが強いお祭りだったのです。
しかし、現代では、特にアメリカで民間行事として定着し、商業利用されるなど祭り本来の宗教的な意味合いをほとんどなくしたイベントになってしまいました。
「ジャック・オー・ランタン」といってかぼちゃの中身をくり抜き、目、鼻、口を開けて中に蝋燭を立てて飾ったり、子供たちが魔女やお化けに仮装して近くの家を1軒ずつ回って、「トリック・オア・トリート」(お菓子をくれないといたずらするよ)といってお菓子をもらったりする風習も昔とは姿形を変えて続いています。
因みに、管理人の故郷では、七夕の日に子供たちが近所の家を回って「ろうそくだせーだせよー。ださないとひっかくぞ、おまけに食いつくぞ」といって、ろうそくの代わりに予め用意したお菓子をもらう風習がありましたが、このトリック・オア・トリートという風習は、これと非常に似ています。
いまでも行われているのでしょうか。
子供がハロウィンの仮装で参加した盆踊りで見事優勝!?その仮装した衣装とは?
管理人にとってハロウィンといえば、新婚旅行で出会ったハワイでの仮装行列。
その時は、何やら薄気味悪いメイクや衣装で路上を歩く地元の方々の姿に大変な衝撃を受けたことを思い出します。
へえー、ハロウィンって、こんな変てこな格好をするんだ。こんなの日本では流行らないだろうなーと。
そんな管理人にも1年後女の子が誕生。順調に育ち、幼稚園に行く年代になったとき、どういう訳か、「リトル・エンジェル」というアメリカナイズされた幼稚園に通い始めます。
そこでは、ハロウィンも年間の一大行事の一つで、その日には園児がそれぞれ魔女やお化けなどに仮装して街中を練り歩きます。
管理人の子供(娘)は、あの黒い尖がった鍔広の帽子と黒い衣装(マント)を身にまとい、魔女になって街を歩いていました(管理人はそれをビデオに撮る役です)。
ところが娘ときたら、翌年の町内会の盆踊りに、その帽子と衣装の姿で参加するではありませんか!
そんな奇妙な姿で踊る子供は一人もおらず、目立つは目立つは。とうとう仮装盆踊りの子供の部で優勝してしまいました。
優勝賞品の缶詰の詰め合わせをいただき、意気揚々と帰って来たことを思い出します。
まとめ
それでは今回のまとめです。
ハロウィンが近づくにつれて思い出すのは、新婚旅行のハワイで出会った仮装行列。30年以上も前の出来事です。
ハロウィンの起源は、古代ケルト人が行っていた秋の収穫祝いと仮面を着けての魔女や悪霊の追払いという宗教的意味合いが強いお祭りでした。
しかし、現代では、特にアメリカでは民間の行事として定着し、商業利用されるなどその宗教的意味合いをほとんどなくしたイベントになってしまいました。
日本のハロウィンは、以前は管理人の子供が幼稚園児のときに魔女の衣装で盆踊りに参加して優勝するほど物珍しいものでした。
しかし、今では毎年10月31日になると日本各地で仮装行列が行われるほど有名になってしまいました。
つくづく時代の流れを感じています。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
なお、ハロウィンについては、以下の記事も掲載していますので、お読みいただけたら嬉しいです。
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