浅野ゆう子さんが年明けの1月11日に、昨年結婚していたことを発表しました。
浅野さんには、かつて交際していた俳優との死別という辛い別れの経験があり、それだけに、この度の結婚発表は予想外であり、驚きですが、それなりの訳がありそうです。
浅野ゆう子さんの芸能生活の経歴とともにその辺の状況を紹介して行きます。
浅野ゆう子のプロフィール
まず最初に、浅野 ゆう子(あさの ゆうこ)のプロフィールを紹介します。
本 名 赤沢裕子
生年月日 1960年7月9日(2018年1月の時点で57歳)
出 身 地 兵庫県神戸市東灘区
学 歴 堀越高等学校(東京都中野区)卒業
身 長 167cm
血 液 型 AB型
事 務 所 アベベネクスト
浅野ゆう子は、本名を赤沢裕子といいますが、裕子の「裕」の字は石原裕次郎の「裕」に由来します。ファンだった母が名付けたいうことです。
幼いころから芸能志望で、TBS系列で放送されていた『歌う新人王決定戦』で優勝したことがデビューのきっかけとなりました。
デビュー当初は、アイドル歌手として「ジャンプするカモシカ」をキャッチフレーズに活動を開始しましたが、女性としては長身で、しかも日本人離れしたプロポーションの浅野は、当時の小柄な女性アイドルのイメージからは相当かけ離れていました。
更に、その長い脚を活かして、ミニスカートやホットパンツなどのスタイルを強調したことが女性からの反撥を受けたこともあり、アイドル歌手としては大きなの成功を納めることはできませんでした。
でも、とにかく脚の長さは半端なく、脚にまつわるエピソードには事欠きません。
浅野ゆう子が『太陽にほえろ』に出演して、石原裕次郎に初めて会ったときに「あら、私のほうが股下が長い」といったとか?それを聞いた石原が目を白黒させたとか?
水着モデルなどを経て本格的なトレンディドラマ女優へ
アイドル歌手では食えないので、その後は、自分のスタイルを活かしたモデル業に転身して、水着キャンペーンの企業広告や洋酒の悩殺ポスターなどで世の男性を楽しませていました。
そして、1988年(昭和63年)にフジテレビの連続ドラマ『君の瞳をタイホする!』のヒロイン・佐藤真冬(シングルマザー)役に抜擢されます。
更には、ドラマ『抱きしめたい!』で早川夏子として『W浅野』と呼ばれた浅野温子と競演すると、特に女性からの圧倒的な人気を得ることになります。
このドラマ以降は、「トレンディドラマの女王」と呼ばれる程にブレイクし、いろいろなドラマの主演を演じることになります。
また、1990年代初頭には、当時のバブル景気を背景に、W浅野を意識したサラサラのワンレングス・カットに肩パッドや、天高く巻き上げた前髪にシャネルずくめのきらびやかファッションが大いに流行しました。
一般男性との“熟年婚”あるいは“終活婚”を発表
新しい年を迎えた1月11日、浅野は、昨年末に同世代の一般男性と結婚したことを所属事務所を通じてファクスでマスコミ各社に報告しました。
その報告の中で浅野は、「お互いこの年齢で…とも思いましたが、この年齢だからこそ、互いの健康に気遣いつつ、寄り添いながら穏やかに、これからの人生を歩んでいこうと決めました」と結婚を決意した心境を語っています。
実は、かつて浅野は俳優の田宮五郎(俳優の故田宮次郎の次男)との交際が報じられましたが、田宮さんは2012年4月に発症したくも膜下出血が原因で、’14年11月に亡くなっています。
浅野にとっては相当ショックな出来事だと思います。その後、浅野はずっと独身を通し、結婚について質問されると「もう、一生しないと思う」と応えていました。
そんな浅野が、結婚をしたのはなぜでしょうか?
ある家族問題に詳しいジャーナリストは、次のようなコメントをしています。
「人生の終盤に差し掛かり、寄り添い生きていくパートナーを欲したということでしょう。正式に結婚をしたのも、ある意味“終活”の一環ではないでしょうか。」
また、別の芸能関係者は、「独身の女優さんでも50代まで生きていれば、人生の機微を知り尽くしているように思われがちですが、彼女たちは、これからの自分の時間の過ごし方を深く考えて、経済的に自立しているが故に大きな決断をするようです。
介護や終活なども含めて仕事以外での自分の時間をどう生きるかを考えた時、パートナーの存在が大きくなるようですね」といっています。
東日本大震災があった’11年に、女優の夏木マリや歌手の岩崎良美、小林幸子が結婚を発表した時に、家族や夫婦の絆を再確認した “キズナ婚”と呼ばれたことがありましたが、浅野さんの場合もそれに近いものだと思います。
まとめ
それでは今回のまとめです。
浅野ゆう子さんが昨年末に結婚されていたことを年明けの1月11日に発表しました。
浅野さんといえば、かつて交際が報道された俳優の田宮五郎さんとの死別を経験しており、その後の芸能生活から見て、結婚からは遠い存在と思われていました。
その浅野さんが結婚したのです。
お相手は、一般の男性ということで明らかにしてませんが、頼りになる方なのでしょう。
それはともかく、同姓の管理人としては、たとえ芸名でも他人とは思えない浅野ゆう子さんの幸せをお祈りいたします。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。